門扉やフェンス、エクステリア

11月

門扉やフェンス、エクステリア
「家の顔『門まわり』を綺麗にして新年の準備を」

普段はなかなか手の行き届かないガレージや門まわりなどの「家の顔」をリフォームすることで、新年を迎える準備をしましょう。


1)門の必要性

 最近、門のない家が増えてましたね。
ただ、家の外観が外からはっきり見える家も開放感があって良いですが、逆に庭の洗濯物や、窓越しの家の中も見えやすくなってしまうのは不安ではありませんか?

 本来、家の中で来客や通行人の目に一番初めに入る外構部には、様々な意味や必要性があります。例えば、その家がどのような生活をしているのかを門のデザインや設置物などで明確にできたり、門を設置し庭と道路の境界を作ることで洗濯物を干す場所や子どもの遊び場など安全でプライベートな空間を得られたり。

 このように色々な目的がありますが、一番着目したいのは防犯面です。

2)門扉で考える防犯

 まず、門を取り付けることによって敷地との境界を設け不在かどうかを容易に判別できないようにする上、外部からの侵入者に心理的な抵抗感を与えることができます。

 綿密に計画を立てて完全犯罪を狙う泥棒にとって、「出入りしにくい」「中の様子が外からわかりづらい」家は狙いづらいのです。

 防犯研究の専門家によると、泥棒が家への侵入をあきらめる時間は、1分から5分が70%を占めているというデータも出ています。完全に外から見えない高い塀などを設置してしまうと空き巣が行動しやすく狙われやすい場合もありますが、一目で留守などの室内の状況がわかってしまう、出入りが簡単な家も門を設置するなどして防犯対策が必要です。

3)郵便受けの選び方、セキュリティ性能と容量

 防犯というと、つい家の中を狙っている泥棒などを想像しがちですが、気をつけなければいけないのはポストの郵便物もそうです。無防備な郵便物から個人情報を取られてしまうケースもあります。最近では口金のみが道路に出ていて門の内側から郵便物を受け取るタイプのものや、鍵が付いていて簡単には開けることができないタイプもありますが、あなたのお家の郵便受けはきちんと防犯対策が出来ていますでしょうか?

□家族以外でも簡単に家に入ることができてしまう
□外から洗濯物や家の様子が丸見えで気になっている
□郵便受けに鍵が付いていない
□郵便受けの取り出し口が死角になっている
□便受けののぞき見防止対策がされていない
□外装を塗りなおしたので、門やエクステリアのデザインも見直したい

 これらが当てはまる場合は一度郵便受けをはじめ、門まわりの防犯を見直してましょう。また最近では、デザイン性の高い表札と郵便受けが一緒になったものなどもあり、防犯に気を遣った機会に家の顔である門まわりを新しいデザインに見直してもいいかもしれません。